うちには湯を沸かす道具が3つあります。
ウチにやって来た順に紹介すると──
『柳宋理のやかん』、『野田琺瑯のポトル』、『東屋 / 水沢姥口鉄瓶』。
この3つを使い分けております。
⚫柳宋理やかん
昔からずっと変わらない形です。コンロの五徳の上に置いたとき、それはしっくりくるのです。
──優等生なやかん
とても優秀な柳宋理。朝の忙しい時には、さっと沸くこの「やかん」を欠かせません。
見かけたときから、ずっと一目惚れだったこのポトル。色も形も可愛いです。
──手のかかるやつ
ホーローなので取っ手まで高温になります。そそぐときは必ずふきん等が必要です。
うちでは野田琺瑯のポトルは、お茶を煮出す時に使います。しかしこのポトル、沸騰すると一斉に注ぎ口や蓋から溢れ出します。予告なしに…ぶわぁっと。
やっと癖を掴んだぞと思った矢先、お茶によっても沸騰時間が違うのか、またやられてしまいます。
ちなみにルイボスティーは中火で9~10分、柿の葉茶は8分です。
⚫東屋 / 水沢姥口鉄瓶
鉄瓶で沸かしたお湯は水の中のカルキを抑えてくれ、さらに体に必要な鉄分が取れるのです。
──鉄瓶の力
鉄瓶で沸かした水道水は、驚くほどまろやかな味になります。これで入れるコーヒーやお茶は美味しくなるのです。
私のお気に入りの飲み方は、自家製の梅黒酢をお湯割りで頂きます。黒酢ドリンクが本当にマイルドで優しい味になりますよ。